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2007年3月

弥生三月・・・忘れられない日

この時期になるといつも長男の卒業の日を思い出します。おそらく一生忘れることはないでしょう。以下は卒業を前に「巣立ち」と題して私が寄せた拙いコメントです。

 “わが子が専攻科に入学以来早くも三年。いよいよ巣立ちの時を迎えました。さまざまな思いが脳裏をよぎり、親として感無量です。

  高校卒業後、大学生活への夢を膨らませていた矢先の発病でした。「なぜ、よりによって原因不明の難病に」と運命を恨んだこともありました。苦しい闘病生活に対する苛立ちや不安から、息子は自暴自棄に陥り、笑顔をなくしていきました。こんな姿を見るにつけ、一すじの光を見出してくれればと盲学校への入学を勧めたのです。

 当初は、環境の変化になじめず、無気力な態度にやきもきさせられたこともありました。しかし、先生方の親身なご指導のもと、良き友に支えられ貴重な体験をすることができました。三年の歳月を経た今、自立を目指したくましく成長したことを嬉しく思います。

 今後は社会の荒波にのまれることなく、自身の職業に誇りを持ち、他人の痛みが分かる人間になるよう願っています。そして、自己を高めるべくたゆまぬ研鑽を積むよう期待しています。

 盲学校卒業後、寄宿舎で寮母として世話をしてくれていた女性と結婚、6年前に小さな治療院を開業、一人で頑張っています。あれから20年近く、私にとってはあっという間でしたが、息子には長い道のりだったと思います。この春には狭いながらもマイホームが完成。 親としてできる限りの応援を考えています。

2007koyuback この子は長男が結婚の時、私たちにプレゼントしてくれたので、長男の名前にちなんだ名前をつけました。昨日久しぶりにシャンプーしてさっぱり。前からは難しいので後姿を描きました。

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